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研究

研究

BDRでは、様々な分野の研究者が協力して、より高い目標に向かって研究を進めています。

セミナー・シンポジウム

セミナー・イベント

BDRでは、ライフサイエンス分野の国際的な研究者を招いて、年1回のシンポジウムや定期的なセミナーを開催しています。

働く・学ぶ

働く・学ぶ

BDRでは、様々なバックグラウンドを持つ人々を受け入れ、オープンで協力的な研究環境の構築に努めています。

つながる・楽しむ

つながる・楽しむ

BDRでは、様々なメディアや活動を通じて、研究の魅力や意義を社会に発信しています。

ニュース

ニュース

最新の研究、イベント、研究者のインタビューなど、理研BDRの最新情報をお届けします。

BDRについて

BDRについて

理研の強みを生かし学際的なアプローチで生命の根源を探求し、社会の課題に応えます。

大学院生シンポジウムのグループ写真

働く・学ぶ大学院生として研究する

理研BDRは、意欲ある大学院生を求めています。大学院に通いながら、国際色豊かで世界トップレベルの研究機関で共に研究しませんか?

大学院生を受け入れるための枠組み

連携大学院制度

理研では、国内外の多くの大学と協定を結んでおり、理研の研究者が大学の教員を兼務し、大学院学生の研究指導と学位論文審査に関わっています。この制度を利用し、BDRで研究しながら大学院の学位(修士号、博士号)を取得することができます。BDRのチームリーダーの多くは、関西や関東の大学で招へい教員あるいは客員教員を務めており、それらの大学の大学院生を理研の研究室で受け入れ、学位取得のための研究を直接指導しています。 

現在160人以上の大学院生がさまざまな形でBDRに所属して研究を行っています。興味のある方は、各研究室主宰者に連絡を取り、必要な手続きについて確認することをお勧めします。

これらの大学院の受験、研究内容等についてのお問い合わせは、各研究科の客員教員等を務めるチームリーダーにお問い合わせ下さい。また、各大学院のカリキュラムや入試情報については各大学院・研究科のホームページ等をご覧下さい。

共同研究

連携大学院協定の有無に関わらず、理研の研究者と共同研究をおこなっている大学研究室に所属する大学院生は理研に研修生として在籍し、大学の指導教官および理研の研究者とともに共同研究を遂行することができます。

大学院生の身分とサポート

大学院生リサーチ・アソシエイト(JRA)プログラム

二人の大学院生リサーチ・アソシエイトが実験をしている様子

JRAプログラムは、日本の大学の博士課程に在籍しているエネルギッシュでオープンマインドな大学院生を非常勤として理研で雇用し、理研の研究者と一緒に研究を行う機会を提供します。これによって、理研の創造的・基礎的研究を推進するとともに、理研と大学との連携を強化します。

また、近年、理研では、医学分野の基礎研究の発展に力を入れており、医歯薬系大学で医師免許または歯科医師免許を取得した大学院生を積極的に採用しています。

大学院生リサーチ・アソシエイトの待遇や公募・選考スケジュールに関する詳細は理研の大学院生リサーチ・アソシエイト(JRA)のページをご参照下さい。

国際プログラム・アソシエイト(IPA)制度

IPA制度とは、理研と連携大学院協定を結んでいる国内外の大学院に在籍する外国籍を有する大学院博士課程の学生を理研の研究室で留学生として受け入れ、理研の研究者と大学の研究者が共同で学位取得のための研究指導を行う制度です。

理研では、原則として最長3年間、IPAに生活費を支給するとともに、IPAの住居費を負担します。申請者の手続きなどの詳細は理研の国際プログラム・アソシエイト(IPA)のページをご参照下さい。

理研スチューデント・リサーチャー(RSR)制度

RSR制度とは、大学院博士前期(修士)課程、博士(後期)課程に在籍する柔軟な発想に富み活力のある大学院生を「パートタイマー」として採用し、理研の研究者と大学の研究者が共同で学位取得のための研究指導を行う制度です。理研内で学業や自己研鑽も実施できるように「研修生」も兼務します。

理研スチューデント・リサーチャーの待遇や応募の手続などの詳細は理研の理研スチューデント・リサーチャー(RSR)のページをご参照下さい。

大学院生の声

大学院生の顔写真

Linda Choubani

Kobe University Graduate School of Medicine
3rd-year Doctoral Program

I cannot believe that three years have passed since I first set foot in my current lab at RIKEN BDR. Many things have happened during that time, and I've learned many important lessons, mainly from the incredible people I've met in this institute. When I was first thinking about coming to Japan, I expected that making meaningful connections would be challenging, and to some degree, that turned out to be the case. However, I also found myself surrounded by people from all walks of life who understood the unique challenges faced by international students and who provided me with guidance and mentorship at every turn. Although seeking assistance consistently did not come naturally to me, I quickly realized that not only was it the only way to grow and acquire new abilities, but it was also crucial for becoming a person who can help others in return. The dynamic and nurturing environment I experienced also made it much easier for me to step out of my comfort zone and pursue somewhat risky ideas, taking advantage of the abundant resources and facilities here. I also had the opportunity to collaborate with diverse researchers within and outside of RIKEN and make many friends along the way, and I am hoping to make many more in the future.

Although I am only commenting on my own personal experience, I hope that this message can motivate potential international students to overcome their apprehensions about the unfamiliar and, instead, consider taking the step to become part of the BDR student community!

大学院生の顔写真

古橋 拓登

横浜市立大学大学院 生命医科学研究科
博士課程1年

BDRでは、第一線でご活躍されている研究者の方々からご指導いただけるため、大学院生のうちから非常に高度な研究を学ぶことができます。さらに、幅広い分野の専門家の方々が在籍しているため、新しい考えを思いついた 際には非常に有益なご意見をいただくことができます。それにより、自分の研究をより深め、新たな発見を生み出すことができるという点がとても魅力的です。加えて、BDRは学生シンポジウムやリトリートなど、他のキャンパスの学生や研究者の方々とも研究交流を行う機会が充実しているため、自分の研究分野だけでなく異なる研究分野の見識も広げることができます。また横浜キャンパスでは、同じ敷地内に横浜市立大学の鶴見キャンパスが併設されているため、大学院の授業の際は理研と大学院間を移動する必要が無く研究に時間を費やすことができました。このように、研究に没頭できる環境で常に刺激を受けながら研究生活を送ることができています。

大学院生の顔写真

Weng Yu Lai

Graduate School of Frontier Biosciences, Osaka University
5th-year Doctoral Program

I always wanted to do great science, devoting myself to doing scientific research for the sake of humankind. After I obtained my master’s degree in molecular biology, I was keen on further advancing my knowledge and marching toward my goal of becoming a researcher and a university lecturer by pursuing a doctoral degree. But I was unsure of where to go next.

With this question in mind, I asked my former supervisor, who is a RIKEN alumnus, for advice. “RIKEN is a good choice,” he said. Indeed, during my postgraduate studies in Malaysia, I often hear of RIKEN, this is because RIKEN has established a strong network with renowned universities and research institutes nationally and internationally.

Pursuing a doctoral degree at RIKEN allowed me to conduct my research with the provision of advanced equipment and administrative system. My lab members and other staff are always supportive, and they are always willing to give me a hand when I need help whether in life or study. On top of that, my supervisor, Professor Yoshihiro Shimizu’s perpetual energy, encouragement and enthusiasm kept me motivated in my research.

RIKEN cares about work-life balance, gender equality and student health. From the aspect of financial support, RIKEN offers programs such as JRA and IPA for graduate students and this enables students to focus on study and professional development without financial stress.

Fulfilling one’s dream is always full of challenges and burdens. RIKEN does its best to provide a pleasant study environment for students, and is dedicated to becoming a cradle of scientists.

大学院生の顔写真

矢口 花紗音

京都大学大学院 生命科学研究科
博士課程1年

私は現在、京都大学大学院生命科学研究科に所属しながら、実際の研究活動をBDR比較コネクトミクス研究チームで行っています。理研は一般的な大学内の研究室に比べて学生数は少なく、時折賑やかな学部生時代を懐かしむこともありますが、神経科学研究に用いる高度な機器・試薬を学生の身でも十分に利用することができ、また普段の生活の中でも日常的に研究者と交流できる非常に恵まれた環境での研究活動はとても新鮮かつ刺激的です。現在はJRA(大学院生リサーチ・アソシエイト)に採用され、博士課程在学中の生活基盤を持った上で、研究に注力することができています。京大以外からも様々な大学の学生が研修生やRSR(理研スチューデント・リサーチャー)、 JRAなどの制度を利用して理研で研究を行っており、学生同士の交流の機会も持たれているため、同世代間の幅広い交流を深められる場でもあります。自信を持って、後輩の皆さんにお勧めできる研究環境だと考えています。

大学院生が発表した論文のプレスリリース

2024年3月20日 ガラクトースバイオセンサーの開発-個体内、1細胞レベルでの糖代謝解析を可能に-
2024年3月19日 腸内細菌が、腸の動きを活発にする乳酸菌とアセチルコリンと蠕動運動の関係
2024年2月20日 システム生物学のためのメタバース活用法-代謝ネットワークを可視化・操作するVRアプリの開発-
2024年1月31日 組織幹細胞はなぜ死ににくい-腸の幹細胞では細胞死のフィードバック機構が働かない-
2023年12月25日 周りを見て考えて手を動かす自動実験ロボ-実験環境を認識しロボットを動かす生成系AIの開発-
2023年8月18日 寒さに強いマウスは、細胞も寒さに強い-哺乳類の低温耐性は細胞に宿る-
2023年5月23日 母マウスのオキシトシン神経活動を簡便に記録-断乳や離乳時の活動動態を詳細に解析-
2023年5月17日 カエル胚がお尻の穴を開く仕組み-初期胚の体液排出の時間制御機構を解明-
2023年5月16日 上皮組織の連続性を保つしくみ-EGFR受容体シグナルの新しい機能-
2023年4月26日 腸内細菌と寿命の新しい関係-酢酸菌由来のペプチドグリカンがショウジョウバエの寿命に作用する
2023年3月28日 卵で増えない胎生のサメも卵黄遺伝子を持つ-「ラブカ」など12種のサメ・エイ類の比較解析で発見-
2023年2月2日 細胞死を引き起こすサヨナラ遺伝子-存在しないと考えられていた遺伝子の発見-
2022年5月23日 オジギソウ駆動型バルブ-植物の機能を用いた新しい生物機械融合デバイス-
2022年4月26日 暗黒の細胞死の発見-腸の恒常性維持の仕組みに迫る、従来の定説を覆す発見-
2022年4月12日 アロステリック薬剤はタンパク質の構造平衡を変化させる-既存のGPCR標的薬の限界を克服する新薬開発に期待-
2022年4月11日 動物の形態進化は、「体づくり過程の変化しにくさ」に制限されてきた

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