研究研究設備・受託サービス

BDRは、最先端の研究活動を推進するために必要な高度な研究設備や機器を備え、独自技術の開発もおこなっています。いくつかの施設や機器においては内外の利用者のために技術的支援や受託サービスを行っています。なお、クライオ電子顕微鏡とNMRについては、装置の運用と保守、および広く産業界やアカデミアの利用に対応するため、それぞれクライオ電子顕微鏡維持管理・共用促進チームとNMR維持管理・共用促進チームが設置されています。

動物飼育施設／水棲動物飼育棟 マウス等を飼育する大規模な動物飼育施設では、ゲノム編集技術等を用いた遺伝子改変マウスの作製・提供だけでなく、新たな生殖工学技術や脊椎動物モデルの開発もおこなっています。

クライオ電子顕微鏡（横浜）生体高分子複合体の3次元構造を高解像度で捉えるために、数台のクライオ電子顕微鏡システムが用意されています。

核磁気共鳴（NMR）（横浜）900 MHz NMRなど溶液や固体サンプルに対応した高性能NMR装置を複数台設置しています。

分子動力学専用スーパーコンピュータ（大阪）細胞内の分子シミュレーションに特化した専用計算機（MDGRAPEシリーズ）。創薬デザインのための利用を進めています。

光学顕微鏡（神戸）さまざまな光学顕微鏡システムを共通利用機器として整備しています。また顕微鏡開発の経験を持つ専門家チームが研究目的に合わせた技術支援をおこなっています。

質量分析プロテオミクス技術支援（神戸）各種プロテオミクス解析の技術支援を行なっています。研究者それぞれのニーズに合わせて、プロテオーム研究の遂行をサポートします。