理研BDR集中レクチャープログラムを神戸で開催しました
2023年10月17日
毎年夏に開催している「理研BDR集中レクチャープログラム」を、神戸キャンパスでのオンサイトとバーチャルのハイブリッド形式にて、8月2日、3日の2日間の日程で実施しました。本プログラムは、関西圏の大学院を中心とするBDRの連携大学院先に在籍する大学院生を対象に、BDRで行われている幅広い研究をBDRの研究者自ら紹介し、分野の最先端の研究を共有することを目的として開催しています。また、一部の大学院では、本プログラムへの参加により、大学院の単位認定を行っています。2日間で合計108名の参加者が出席しました。

今年のプログラムでは、BDRの研究者による講義を中心に、研究室訪問や交流会も行いました。初日に平谷伊智朗(発生エピジェネティクス研究チーム)、白水美香子(タンパク質機能・構造学研究チーム)、清水義宏(無細胞タンパク質合成研究チーム)、北島智也(染色体分配研究チーム)チームリーダーら、そしての小坂元陽奈 基礎科学特別研究員(栄養応答研究チーム)が講義を行い、二日目には川口喬吾(生体非平衡物理学理研白眉研究チーム)、大浪修一(発生ダイナミクス研究チーム)、二階堂愛(バイオインフォマティクス研究開発チーム)、砂川玄志郎(冬眠生物学研究チーム)、近藤武史(発生ゲノムシステム研究チーム)チームリーダーらが講義を行いました。各講師は、最新の研究成果や科学者としてのこれまでのキャリアについて紹介し、学生からの質問に答えました。
また、1日目プログラム終了後に交流会を開催し、大学院生が講師や他のBDRチームリーダーと交流する機会が設けられました。


二日目は、神戸キャンパスの研究室を見学する機会が設けられ、BDRの研究室のチームリーダーや研究員が、少人数のグループごとに、参加者をそれぞれの研究室に案内し、研究内容や最先端の研究機器や設備を紹介しました。
本レクチャープログラムは、新型コロナウイルス感染拡大以降オンラインで開催されていたため、現地での対面を中心とした開催は4年ぶりとなりました。