BDRについて理研の歴史、BDRのビジョン
理化学研究所(理研)は、1917年に設立された日本で唯一の自然科学の総合研究所です。生命機能科学研究センター(BDR)は、神戸、横浜、大阪に3つのキャンパスを有し、あわせて54の研究室と1つの連携センターを持つ研究センターです。BDRは、理研の3つのライフ系研究センター(多細胞システム形成研究センター、生命システム研究センター、ライフサイエンス技術基盤研究センター)を前身として2018年に設立されました。生命科学、医学、物理学、計算科学、化学、工学など多彩な分野の研究者が、分子レベルや個体レベルの実験・観察を担う最先端の設備を駆使し、「生きている」仕組みの理解から、再生医療や診断技術開発などへの応用、健康寿命の延伸に貢献する生命科学の発展をめざします。
ミッション
BDRでは個体の発生・誕生から成長、老化、死にいたるまでの間に分子から個体レベルで何が起きているのかを観測し、ライフサイクルをつかさどる生命機能の解明、再現、制御に取りくみます。
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センター長あいさつ
ヒトをはじめ寿命を持つ生きものは、生まれる、育つ、産む、老いるというライフサイクルを経て、最終的に個体の終焉を迎えます。私たちの健康や老化を理解するためには、生まれてから死ぬまでの間にからだの中で何が起きているかを正確に知る必要があります。
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