働く・学ぶダイバーシティ
数字で見るBDRのダイバーシティ
- 年代分布
(研究室主宰者)
- 男女比
(研究系スタッフ+学生)
- 国籍
(研究系スタッフ+学生)
2024年1月のデータより
理研BDRは、創造的で革新的な研究を推進するためには、職場の多様性が重要だと考えます。性別、性的指向、国籍、人種、宗教、婚姻状況、障がい、年齢などに関係なく、すべての職員が理想的なワークライフバランスを実現し、その才能を最大限に発揮できるよう努めています。
BDRは、センター内に「ダイバーシティ推進委員会」を設置し、多様で平等な職場づくりにむけた課題を見つけ、意識を促すことで、すべての人がわけ隔てなく前向きに働ける環境づくりに取り組んでいます。日本社会には多様性への配慮に欠ける場面がいまだにみられ、そこに至る歴史的・文化的な背景があります。そんな社会を変える活動に誰もが参加できるようにしたいと考えています。そのため、理研のダイバーシティ推進室、男女共同参画推進委員会、理研男女共同参画推進委員会の各支部とも連携しています。
科学界における女性研究者の活躍推進
日本では、特にSTEM分野の研究職や管理職に占める女性の割合が非常に少ないといわれています。理研BDRでは、このようなジェンダーギャップを認識し、募集ごとに女性リーダーの採用枠を設けるなど、研究職やリーダー職に女性を増やす取り組みをおこなっています。
また、
BDRでは2021年11月より、ライフサイエンス分野の女性研究者とその研究成果を取り上げたセミナーシリーズ “Women and Future in Science” を開始しました。最先端の研究を行っている若手をはじめ様々なキャリアを持つ女性研究者にご登壇いただき、科学界における女性研究者の認知度向上と、次世代の女性研究者の育成に貢献したいと考えています。詳しくは “Women and Future in Science” 特設サイトをご覧ください。
BDRの国際多様性
理研BDRには600名近くの人(客員を除く)が勤務しており、そのうち約15%は海外から来た方です。ほとんどの研究室では日本語と英語の両方が使われていて、国籍や出身地に関係なく研究者と技術スタッフが共同で研究目標を達成するために働いています。また、BDRが主催するシンポジウム、会議、セミナーのほとんどは英語で行われています。
神戸・大阪地区の人事課では、海外から来た職員とその家族が日本での生活に慣れるためのサポートを提供しています。
ワーク・ライフ・バランス
理研には、多様な働き方をサポートするために、育児や介護のための休業、フレックスタイム、経費の助成などのサポート制度があり、事業所内には託児所が設置されています。また、仕事のスキルや能力を高めるための研修やメンタリングの機会など、ワーク・ライフ・バランスを推進するための様々な制度が用意されています。サポート制度については採用情報のページにも掲載しています。また、理研ダイバーシティ推進室のウェブサイトもご覧下さい。
「研究人十色」インタビューシリーズでは、BDRで活躍する人々の働き方や人生を紹介しています。インタビューの様子を収めた動画も下記から是非ご覧下さい。記事の全文はBDRニュース「研究人十色」記事一覧または下記の関連記事リンクからお読みいただけます。