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光学顕微鏡(神戸)
顕微鏡画像の取得と解析は生物学研究において不可欠です。特に生きたままの細胞の中で分子の動きを可視化することができる光学イメージングの役割は重要です。超解像度顕微鏡の登場や新規プローブの開発に代表されるように光学顕微鏡とその実験手法は日々発展しています。BDRの強みの1つは工学と生物学の背景を合わせ持つ研究者らによって顕微鏡の開発と生物学研究が同じチーム内で進められてきたことです。これまでにさまざまなタイプの高性能顕微鏡を開発した実績があります。こうした強みをさらに推し進めるため2022年4月から新たに光学顕微鏡の開発経験を有する専門家チーム - 神戸バイオイメージング支援(KBiIF) - を立ち上げ、BDR神戸キャンパス内の共用顕微鏡の管理・運用にとどまらず、プロジェクトや個々の研究者のニーズに合わせた研究環境のセットアップなど、全てのチームの生物学研究を支援する体制を整えています。
KBiIFの主な活動
- BDR神戸キャンパス内に約30台ある共用顕微鏡の管理・運用・保守
- 研究目的に合わせた顕微鏡セットアップや実験条件の提案
- 顕微鏡部品や画像解析ソフトの貸し出し
- 新規に顕微鏡システムを導入する研究室へのコンサルティング
- プロジェクトや個々の研究者のニーズに合わせた既存の顕微鏡のカスタマイズや新規顕微鏡システムの開発
- 顕微鏡の使用法についてのセミナーや講習会の開催
お問い合わせ
BDR外の方で共同研究についてご興味のある方は理化学研究所の研究・技術協力のページをご参照ください。