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神戸・横浜で開催された理研一般公開にBDRが出展

2024年12月27日

毎年、地区ごとに開催される理研一般公開が、2024年は11月2日(土)に神戸キャンパス、11月16日(土)に横浜キャンパスで行われました。BDRの多くの研究室が、それぞれのキャンパスで開催された一般公開に出展しました。

理化学研究所一般公開 in 神戸

2024年の神戸キャンパスの一般公開はあいにくの悪天候に見舞われ、強い雨風が一日中続きました。それにもかかわらず、合計3,404人の来場者が訪れ、BDR、計算科学研究センター(R-CCS)数理創造プログラム(iTHEMS)、および科学研究基盤モデル開発プログラム(TRIP-AGIS)が企画したさまざまなイベントを楽しみました。

普段は一般に公開されていないBDR研究室の内部を見学できる「オープンラボ」や「研究室ツアー」が行われ、参加者は研究者本人から直接研究内容を聞くことができました。今年はBDRの7つの研究室が自由見学や研究員によるガイドツアーを実施しました。また、展示では、ショウジョウバエ、蚊、線虫、メダカ、マウス、オポッサム、ヤモリなど、BDRの研究で使用されるモデル生物を紹介し、それらの特徴や研究での活用方法について、研究スタッフが説明しました。顕微鏡や拡大鏡を使って生物のサンプルを見ることができる体験型の展示もありました。

また、研究で使用されるユニークな機器も展示され、研究室の自動化に関連するロボットアーム「Cobotta」や、生体分子の特定や定量に使用される質量分析計などが紹介されました。  

さらに、R-CCSおよびiTHEMSと共同で、主に中高生を対象とした特別講演会が開催され、オンライン配信も行われました。神戸キャンパスで働く4人の研究者が講演を行い、各講演後にはQ&Aセッションも実施されました。以下は講演内容の概要です:  

英語で研究者と交流できるイベントや、BDRの研究画像を用いた缶バッジ作り、最新の「いきもんぬりえ」を使った塗り絵コーナーも人気でした。

さらに、地元の兵庫県立長田高校の生徒が、研究室の展示の解説補助を行いました。最初は緊張していた生徒たちも、徐々に自信をつけ、研究室メンバーや訪問者と積極的に交流する姿が見られました。

理化学研究所・横浜市立大学 一般公開 2024

神戸キャンパスでの一般公開から2週間後、横浜キャンパスでは、隣接する横浜市立大学と合同で一般公開が開催されました。神戸とは対照的に、横浜では晴天と暖かい気候に恵まれ、2,344人が来場しました。

BDR横浜キャンパスの研究室は、大規模施設の見学ツアーや体験型プログラムを実施しました。横浜キャンパスのランドマークである円錐形とドーナツ形の木造建築には、クライオ電子顕微鏡施設と核磁気共鳴(NMR)複合施設があります。これらの施設内部を巡るツアーでは、研究員や技術スタッフが機器の仕組みや使用方法について詳しく説明しました。 

今年初の取り組みとして、3つの新しい体験型プログラムが行われました: 

  • 蛍光タンパク質の分離実験:カラムクロマトグラフィーを使って、混合液から2種類の蛍光タンパク質を分離するワークショップ。
  • 色水の滴下実験:油に色水を垂らし、混ざらずに沈む様子を観察。
  • 筋肉を収縮させるタンパク質の観察:顕微鏡を使って観察。

また、研究画像を使った缶バッジ作りやぬりえコーナーも家族連れに人気でした。  

横浜サイエンスフロンティア高等学校および附属中学校の生徒がイベントの運営をサポートし、スタッフの指導のもと、訪問者の案内やコミュニケーションを行いました。 2025年の一般公開は秋に予定されており、日程が決まり次第、理研のウェブサイトで発表されます。

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