村田研究員の論文が iScience のカバーイメージに採用されました
2024年3月1日
村田 梢 研究員が最近発表した、新型コロナウイルスの心臓への持続感染による心不全リスクの可能性をヒトiPS細胞由来マイクロ心臓組織を用いて示した論文(iScience 27(1), 108641 (2024) doi: 10.1016/j.isci.2023.108641)が、iScience 2024年 2月号(Volume. 27 Issue. 2)のカバーイメージに採用されました。
カバーイメージが示すメッセージは以下の通りです。『浮世絵の「浮世」という言葉は日本語で「生命の無常さ」または「過ぎ去ることと存在の難しさ」を意味します。浮世絵の荒れ狂う波に包まれた心臓のイメージは、村田らが議論したSARS-CoV-2の持続的な感染に根ざした「心不全パンデミック」の出現に警鐘を鳴らし、この研究の目的を象徴しています。この研究で確立されたモデルが、将来のSARS-CoV-2の持続的感染に関する研究を通じて荒れ狂う波を乗り越えるために貴重なものとなることを切に願っています。』