新しいチームリーダー3名が着任
2025年3月31日
2024年5月1日に荻沼政之博士が、2024 年12月1日に小島諒介博士が、2025年1月1日に谷口怜哉博士が理研 BDR にチームリーダーとして着任しました。

荻沼チームリーダーは、時間発生生物学理研ECL研究チームを率いて、時が停止する現象「発生休眠」の謎に迫ります。ターコイズキリフィッシュを用いて、胚の時間を制御する分子機構を明らかにすることを目指します。

小島チームリーダーはマルチモーダルAI基盤技術研究チームを主宰します。画像、自然言語、音響信号、時系列データ、構造データなど、さまざまなモダリティや階層データを統合的に扱うAI技術の開発を行い、それらを応用して生命科学における多様な課題の解決に取り組みます。

また、谷口怜哉博士は生体内タンパク質構造解析研究チームを主宰し、クライオ電子線トモグラフィーを用いて、個々のタンパク質がどのような立体構造をとり、また周囲の細胞内環境とどのように相互作用しながら機能しているのかを探る研究を行います。なお谷口博士は理研の組織再編により2025年4月1日より理研生命医科学研究センター(IMS) にて研究活動を継続しています。