第5回中高生のためのオンライン特別授業を開催しました「顕微鏡で見る!調べる!細胞の世界」
2024年5月31日
4月20日に第5回中高生のためのオンライン特別授業「顕微鏡で見る!調べる!細胞の世界」を開催しました。 講師は、理研BDRの岡田康志チームリーダーと藤原裕展チームリーダー。岡田チームリーダーは、物理法則の理論限界を超えて小さいものを観察できる100倍すごい光学顕微鏡を作る研究について、藤原チームリーダーは、生きている細胞の動きを撮影した動画を逆回しして毛の起源となる幹細胞を追跡する研究について、それぞれお話しました。ふたりとも自身の中高生時代を振り返りつつ、現地会場やZoom等で視聴した中高生に柔軟な思考と広い視野を持つことの大切さや、人生の転機はふとした瞬間に訪れることについて説きました。
今回は理研BDRとポンペウ・ファブラ大学(スペイン)の合同シンポジウムが、スペイン・バルセロナで開催されたのに合わせ、大学の講義室をお借りして実施しました。現地会場では約20名のバルセロナ在住の皆様がご参加くださいました。また、日本を含む全世界へのオンライン同時中継を行いました。なお現地会場の司会は、理研欧州事務所の市岡利康所長が務めました。
現地会場では終了後に、短時間ですが両講師と参加者の交流会を行いました。現地開催にあたり、会場をご提供下さったポンペウ・ファブラ大学と、ご後援下さった在バルセロナ日本国 総領事館には、厚くお礼申し上げます。
たくさんのご参加ありがとうございました。次回開催もご期待ください。