髙橋政代客員主管研究員が欧州分子生物学機構のAssociate Memberに選出
2021年6月15日
理研BDRの髙橋政代客員主管研究員(網膜再生医療研究開発プロジェクト元プロジェクトリーダー)が、欧州分子生物学機構(EMBO)のAssociate Memberに選出されたことが6月8日、発表された。EMBOは毎年、ライフサイエンス分野で優れた業績をあげて国際的に高く評価されている研究者を会員に選出しており、今年は新たに64名が選ばれた。
髙橋客員主管研究員はiPS細胞等を用いて目の疾患の新しい治療法への研究開発に取り組んでおり、2014年に世界初のiPS細胞由来の網膜色素上皮細胞シートを加齢黄斑変性症の患者へ移植する手術の臨床研究を率いた。現在、医師として神戸アイセンター病院に所属しているほか、再生医療やロービジョンケアなどを通して視覚障害の課題解決を目指して2019年に設立した株式会社ヴィジョンケアの代表取締役社長としても活躍している。
髙橋客員主管研究員のコメント:
「EMBOのAssociate Memberに選出していただきとても光栄です。今後はEMBOの活動への貢献をしつつ、引き続き、私自身の大きな目標である、視覚障害における様々な課題の解決を目指し前に突き進んでいきたいと思います。」
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