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理研BDRシンポジウム2021をオンラインで開催

2021年3月15日

理研BDRシンポジウム2021 ポスター

3月1日から3日までの3日間、理研BDRシンポジウム2021 "Structuring Biosystems: Functions Emerging from Molecules"がオンラインで開催されました。 今年のシンポジウムでは、細胞の必須機能を支える様々な生体分子を研究している世界各国の第一線の研究者25名が登壇しました。クロマチンの構造と機能、エピジェネティクス、膜タンパク質とそのダイナミクス、その他の生体分子複合体の構造研究、生体分子を研究するための新しい方法と技術、さらには細胞活動における液液相分離の新しいコンセプトなど、幅広いトピックが取り上げられました。参加者として、北米、欧州、アジアなど22カ国から345名の登録がありました。

日本時間の月曜日早朝、BDRセンター長の西田栄介が開会の挨拶を行い、昨年の同シンポジウムがCOVID-19の世界的な流行により直前で中止せざるをえなくなった不運に触れた上で、今年のシンポジウムでは、パンデミックの進行により対面での開催はできないものの、オンライン形式で開催することによって、日本に来ることができない参加者も参加できるとコメントしました。

今回のシンポジウムでは、招待講演者が録画した講演内容を事前に登録者に提供し、異なるタイムゾーンにいる参加者が都合に合わせ講演内容を視聴できるようにしました。また、録画された講演は、プログラムのタイムスケジュールに合わせてストリーミング配信され、その後、Q&Aアプリで寄せられたパネリストからの質問や講演者への直接質問に、講演者がリアルタイムで答えるQ&Aセッションが行われました。さらに参加者同士の交流を深めるために、Q&Aの後にはオンラインのディスカッションルームが用意され、各セッションのスピーカーとのディスカッションを続けることができました。また、シンポジウム1日目と2日目の午後には、Zoomのブレイクアウトルーム機能を利用したライブポスターセッションが開催されました。今回のシンポジウムには59件のポスターが応募され、事前に閲覧できるようになっており、各ポスター発表者には15分間のプレゼンテーションと質疑応答の時間が与えられました。

今回のシンポジウムの実行委員会は、理研BDRの川口喬吾、木川隆則、関根俊一、白水美香子、杉田有治、谷口雄一、京都大学の岩田想の各氏で構成され、運営を担当したBDR学術集会担当と協力して、世界中から参加する参加者がどこにいても、少なくとも一部のライブセッションに参加できるようなプログラムスケジュールを1年間かけて計画しました。

主催者の一人である関根俊一は「COVID-19のパンデミックを受けて、今年のシンポジウムはオンラインで開催することにしました。初めての試みであったため、当初は不安もありました。しかし、事務局の努力と主催者の協力により、世界的な研究者を含む多くの参加者による素晴らしい講演と議論が行われ、エキサイティングな会議となりました。 BDRシンポジウムへの招待を受け、積極的に議論に参加してくださった講演者の皆様、そしてすべての参加者の皆様に感謝いたします。プログラムを楽しんでいただけたことを願っています。」と述べています。

来年の理研BDRシンポジウム“Emergence in Biological Systems: Challenges to Bridging Hierarchies” は、2022年3月初旬にオンラインで開催される予定です。シンポジウムの詳細は秋頃に公表される予定です。

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